株式会社AHBは動物と人間の幸せな共生社会の実現に貢献することを社会的使命とします。

バイオプラスニュース

バイオプラスニュース

2014年9月26日に、ポーランドのウロツワフ大学で開催されたヨーロッパ獣医小動物繁殖学会(EVSSAR)において、「犬の凍結精液」について特別講演を行いましたので、お知らせ致します。

詳細はこちらのダウンロードボタンより

2014年9月26日~28日、東京のホテルニューオータニで開催された《日本臨床獣医学フォーラム2014》でイオン動物病院との共同研究を発表いたしましたのでお知らせします。

発表内容詳細はこちらのダウンロードボタンをクリック

第157回日本獣医師学会で鹿児島大学との共同研究を発表

バイオプラスニュース 14号
2014年9月12日号
テーマ;『国内純血種集団における赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症の病原性変異アレル頻度』
発表内容の詳細が下記ダウンロードボタンからご覧いただけます。

2014年度 バイオプラスのブリーダーシンポジウム全講演が無事終了しました。

Bio Plusでは、2014年に計画されたブリーダーシンポジウムを以下のタイトル、日程、場所で計14回実施し、多数の犬及び猫のブリーダー様の参加をいただき、また活発な質疑が行われました。

  1. .株式会社AHBブリーダーシンポジウム(2014年4月9日~6月24日)
    犬:『繁殖コロニーにおける雄の重要性』
    実習:精液採取、精液性状検査、人工授精
    場所:東京 大阪 名古屋 沖縄 福岡 岡山 東京2回目
    猫:『繁殖コロニーにおける雄の重要性』
    場所:東京 名古屋 大阪
  2. ロイヤルカナンジャポン、プロフェッショナルセミナー
    2014年2月19日~3月14日
    テーマ:『交配から分娩まで、雌犬の繁殖生理』
    東京 福岡 大阪 名古屋 
  3. 全国ペット協会(ZPK)ブリーダーセミナー
    2014年7月8日~11日
    テ-マ;『これまで行ってきた犬の交配適期は正しいのか?』
    場所:東京 大阪 愛知
    AHBシンポジウム福岡会場風景

第19回日本野生動物医学会でベストポスター賞を受賞

Bio Plus ニュース(12)
Jan 7. 2014
アムールヤマネコ
平成25年8月29日~9月1日、京都大学で開催されました第19回日本野生動物医学会に、東京都井の頭自然文化園、日本獣医生命科学大学、㈱AHB 国際小動物医学研究所の共同研究として発表したポスター「カテーテル法と電気刺激法によって採取されたアムールヤマネコ精液の凍結保存」が73件の中で、ベストポスター賞を受賞しました。
この研究は、国内で生息するツシマヤマネコおよびイリオモテヤマネコの凍結精液による人工授精の前段階として位置づけた研究です。
もちろん、野生動物に応用するにあたっては、家猫を用いて各種実験を行った成績を参考にして、それを野生ヤマネコに応用したものです
詳しい内容はこちらから
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Bio Plusにおいて輸入凍結精液を用いて人工授精を実施したウェルシュテリアの出産

  • Bio Plus ニュース(11)
    Dec 9. 2013
    2013年7月17日、Bio Plusニュース(4)
    で、当研究所で人工授精を行い、出産したウェルシュテリア(マグ)のドッグショーでの輝かしい成績を紹介させていただきました。
    雌犬のオーナーはこれまで2回の人工授精(♀マグ、♀リタ)で生まれた子犬が、全てすばらしい事から、3回目も同じ精液を用いた人工授精を希望されました。
    今回の人工授精に用いた凍結精液は2013年6月21日にイタリアから輸入し、Bio Plusで保管。雌犬(マグ)の発情開始が2013年9月14日に認められ、血中ホルモン値から9月27日を排卵日と決定し、排卵後4日目の10月1日にBio Plusの手術室で人工授精を実施しました。
    雌犬は受胎し、12月2日に無事4匹(雌2匹、雄2匹)を出産し母子共に健在です。
    今回の子犬達においても、兄姉に勝る活躍を期待したいものです。
    マグと子供たち
    マグの子供

なお、マグの子犬達は、来春から英国のドッグショーにデビューする計画です。
Bio Plus においても、同じ雄犬の凍結精液を、3回人工授精に用いたのは初めてで、また3回とも無事に出産したことは嬉しい限りです。
画像の説明
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Bio Plusニュース(3)で、米国からの輸入凍結精液による人工授精で産出したビズラの子犬の、ドッグショーでの好成績をお伝えしましたが、その後の続報が届きましたのでお知らせ致します。

Bio Plus ニュース(10)
Dec 6. 2013

  • Bio Plusの人工授精で産出したビズラの輝かしい成績(2)
    2013年6月6日のBio Plusニュース(3)でMirihiが米国で開催されたビズラナショナルチャレンジで1席に輝いたことをお知らせ致しました。
    Mirihiは、その後も米国のドッグショーを転戦し、9月1日に米国で開催されたJack Onofrio Dog Showsで、SPORTING BREEDSグループの1席に輝きました。
    このショーでのBest in showは、スタンダードプードルが選出され
    ました。
    Mirihiは、来年帰国し、国内のドッグショーに参戦予定です。
    今後も活躍が注目されることでしょう。
    Jack Onofrio Dog Showsで、SPORTING BREEDSグループの1席に輝きました
    Mirihiのビズラナショナルチャレンジは一日目のスイープステークスでベストインンスイープステークス二日目のナショナルでクラス1席という好成績でした
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繁殖のプロを養成中

Bio Plusニュース 9号
2013年10月15日
Bio Plusでは『Bio Plus研修』と称してブリーダーの繁殖技術を
サポートできる、繁殖のプロフェッショナルスタッフを養成中です。
研修生はこれまで犬・猫の繁殖にかかわったことのある4名です。
研修は短期集中で4か月続き、繁殖の理論と実践の両面から実施しており研修終了時には、必ずブリーダー様の役に立つ繁殖の専門家の卵が養成できるものと信じてます。
ブリーダーの皆様、ご期待ください。
Bio Plus 筒井俊彦
実習内容
1,犬の交配適期の判定法(Vaginal smear法、P4測定法)
2,犬の精液採取法および性状検査法
3,犬の人工授精法
1)新鮮精液(腟内授精法)
2)低温精液(腟内授精法)
3)凍結精液(子宮内授精法)
4,犬および猫の妊娠診断法
5,犬の低温精液の処理法
6,犬の凍結精液の作製法および保存法
7,犬ブルセラ病の診断法および感染コロニーの浄化法
8,雄犬の造精機能障害の治療法(GnRH投与)
9,雌犬の早期流産の防止法(合成黄体ホルモン製剤投与)
10,Bio Plusでの犬凍結精液の保管について
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台湾で犬への狂犬病の感染が確認されました。

Bio Plus ニュース(8)
発行2013年9月17日

  • 台湾当局は2013年9月10日、犬への狂犬病の感染が確認されたことを公表した。
    このニュースを確認するため、台湾在住の獣医師に問い合わせた結果、そのニュースが事実であることが確認出来たのでご報告致します。
  • 台湾で犬への狂犬病の感染が確認
    台湾の保健当局は2013年9月10日、犬への狂犬病の感染が確認されたことを公表した。このニュースを確認するため、台湾在住の獣医師に問い合わせた結果、そのニュースが事実であることが確認出来ましたのでご報告致します。
  • 台湾在住 獣医師からの返答によると先週、台東の民家で、先月末、軒先で飼われていた生後1ヶ月半の子犬がイタチアナグマに咬まれて今月になって発病しました。
    幸い、飼い主が咬まれたところに居合わせていてすぐに連絡したため、発病前に収容されました。
    これまで確認されているのは、この一頭のみです。
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哺乳動物の精子をフリーズドライにして保存

発行2013/09/13

  • 京都大学では、これまで液体窒素(-196℃)によって凍結保存し
    ていた哺乳動物の精子をフリーズドライにして保存することに成功
    した。 フリーズドライ精子は、一般家庭の冷蔵庫で保存が可能で
    あるため、安価で保存が出来ることになる。
    犬および猫のフリーズドライ精子の成績はまだ報告されていない
    が、この方法が確立出来れば、保存はもちろん、輸送も安価で行え
    るため臨床応用が拡大すると考えられる。
  • 希少動物の精子をフリーズドライ京都大学がバンク創設
    【鍛治信太郎】京都大は27日、希少な野生動物を保護するため、精子をフリーズドライにして保存するバンクを京都市動物園と協力して始めたと発表した。すでにチンパンジーなどで保存に成功。絶滅危惧種の精子をフリーズドライにしたのは世界初という。
    京大の金子武人特定講師(生殖工学)らは、インスタントみそ汁などのフリーズドライ(真空凍結乾燥)技術でラットの精子を5年間保存することに成功している。
    今回は絶滅危惧種のチンパンジーや小型のサル「スローロリス」、希少動物のキリンの精子を同じ方法でフリーズドライにした。約1カ月
    後に水で戻してから卵子に顕微授精し、受精能力が保たれていることを確かめた。
    精子の保存には、液体窒素などで極低温に冷やす凍結保存法がこれまで使われてきた。フリーズドライは4度の冷蔵庫で保存でき、費用が安い。災害などで停電になっても3カ月間は室温で保たせられる。
    今後はほかの種にも試すほか、フリーズドライ精子から実際にチンパンジーを誕生させることなども計画している。ほかの動物園にも協力を呼びかけていくという
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台湾の狂犬病発生状況について

発行2013/07/31

  • 台湾の狂犬病発生状況について、台湾在住の日本人獣医師から筒井の質問に対して、的確にまた、詳細に報告をいただきましたので、お知らせ致します。台湾の狂犬病は深刻です。
     お問い合わせの狂犬病に関する現在の状況について、私も日々報道されるニュースを関心を持ってみていますが、大学院生ですので一般的な情報プラス・・程度の情報しかありません。 どれほどお役にたてるかわかりませんが、これまでわかっていることをお伝えしますとおおまかに
  • ①これまでのところ、野性の鼬獾(イタチアナグマ)でしか狂犬病ウイルスは確認(WHOが確認した例をのぞき、おそらくPCRでの確認と思われます)されていないが、台湾中部~東部~南部に渡って山間部で日々、感染報告が増えている。
  • ②台東の民家に侵入して人を噛んだ銭鼠(Suncus murinus) も「陽性」でしたが、銭鼠の狂犬病ウイルス感染は世界でも例がなく、また、これは抗リッサウイルス抗体検査陽性反応という意味で他のリッサウイルスに対する交叉反応も考えられ、銭鼠については狂犬病ウイルス以外のリッサウイルス感染の可能性がまだ否定されていない (その後、確認されたとの報道がないところをみると、PCRは陰性だったのかもしれません)
  • 複数の異なる地域から見つかった野性の鼬獾の死体で狂犬病ウイルスが確認されたのが7月16日深夜で、引き続きWHOによって非清浄国宣言がされました。 その後第一発見の南投県を中心に、雲林、台東、台南、高尾の山間部で続々と陽性報告が増え、 27日までに11匹が「陽性」(うち5匹はWHOが確認)されました。 庭先で鼬獾にひどく噛まれて死んだ犬もいますが、「陰性」でした。
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中国大陸からの犬、野生動物の輸入は?

あります。鼬獾は大陸にもおり、今回も、大陸から違法に持ち込まれた動物が逃げ出したか、飼いきれずに山に捨てられたものが原因となって台湾の鼬獾間に蔓延したのではないか、とも考えられています。しかし、狂犬病ウイルスの大陸株との遺伝子的相似性は87%にすぎませんでした。 また、大陸に限らず、フィリピンなど他の東南アジアから持ち込まれた動物が原因かもしれないとのことです。

もう一つの可能性として、50年間、ただ知らなかっただけで、台湾の鼬獾に長い間、蔓延していたとも考えられるようです。少なくとも、昨年5月に見つかった鼬獾の死体は、現在は狂犬病と関連づけられているようで、台湾に狂犬病ウイルスが侵入したのは1年以上前であることは確かと考えられるようです。

とはいえ、50年間国内発生が見られず、狂犬病に対する警戒や認識があまくなっていたとしても、突如として、今年6月になって発見された複数の死体から狂犬病ウイルスが確認されるというのは、”正常ではない”とのこと(パスツール研究所)。 侵入経路や蔓延の過程についてはまだまだ不明です。

すでに、3000m級の中央山脈をはさんで複数の異なる地域の鼬獾群間に感染が認められたことは厳しい状況で、あってほしくないことですが、他の野生動物間での感染、ひいては、今後、ペットの犬猫への感染が予測、懸念されています。 

こちらも参考にされてください。台湾で一般に公開されているページです。
疾管局狂犬病網頁專區
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徳島県における犬ブルセラ病の抗体陽性犬の状況

発行2013/06/18

  • 日本獣医師会雑誌6月号に、徳島県における犬ブルセラ病の抗体陽性犬の状況について報告がございまいたので、論文を添付致します。
  • 論文の内容は、徳島県動物愛護管理センターに収容された484頭のうち、犬ブルセラ病陽性率が12/484頭、2.5%であった。
  • これらの犬の飼育状況による陽性率は野犬8/310頭、2.6% 、飼育犬3/133頭、2.3% 、繁殖用犬1/41頭、2.4%であった。
  • 以上のように、徳島県における飼育犬の犬ブルセラ病抗体価は、これまで報告されている全国調査の成績とほぼ同様であり、弊社との契約ブリーダー(約1,300件)におかれましては、注意喚起をお願い申し上げます。
  • 詳細報告書の内容はこちらから 
    Bio Plus 筒井敏彦
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BioPlusの人工授精で産出したウェルッシュテリアの輝かしい成績

発行2013/06/17

  • イタリアからの輸入凍結精液による人工授精
    出産から育児)012年6月17日にイタリアからの輸入凍結精液によるウェルシュテリアの人工授精を実施致しました。 その結果、2012年8月20日に2匹(雄1匹、雌1匹)の子犬を出産し、その後順調に発育しました。その子犬たちは、多くの大会ですばらしい成績を収めており、オーナー様より連絡をいただきましたのでお知らせ致します。

出産から育児生後3か月生後7か月 ♂ ベストインショー生後7か月 ♀ ベストインショー生後8か月 ♂ ベストインショー生後8か月 ♀ ベストインショー
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BioPlusの人工授精で産出したビズラの輝かしい成績 

発行2013/06/06

  • 2011年11月15日に米国からの輸入凍結精液による人工授精を実施致しました。 その結果、2012年1月16日に2匹(雌2匹)の子犬を出産し、その後順調に発育しました。 オーナー様は、いつかアメリカでのドッグショーにチャレンジしたいと思うとおっしゃっていました。その日が2013年4月30日に実現し、すばらしい成績を収めた旨、メールをいただきましたのでお知らせ致します。

人工授精で生まれたビズラの産出子♀2頭を 育児中
一日目のスイープステークスでベストインンスイープステークス、二日目のナショナルでクラス1席
筒井先生 志村様
Mirihiのビズラナショナルチャレンジは
一日目のスイープステークスでベストインンスイープステークス
二日目のナショナルでクラス1席
という好成績でした。
筒井先生・真理先生・志村さんのおかげで
素晴らしい子犬たちに恵まれ、夢の舞台に立つことが出来、
しかも素晴らしい成績を収めることが出来ました。

ありがとうございました。
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犬ブルセラ病の浄化法および犬ブルセラ病フリー犬舎の維持法(Bio Plus 法)

発行2013/05/08

  • 解説
    犬ブルセラ病は、一般症状を示さないが、妊娠犬では前兆のないまま妊娠50日~55日に突然流産する。流産犬は、いたって元気で多数の犬ブルセラ菌を含んだオリモノを排出し、これが感染源となる。
     犬(だ液、糞、尿、精液、乳汁など)から犬への感染力は強く、治療法は確立されていない。このため犬ブルセラ病凝集価を測定して、自らの犬コロニーを守る以外に策はありません。
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1.犬ブルセラ病の浄化法

  • A.犬ブルセラ菌に汚染されていないコロニー
  1. コロニーの全頭におけるB.canis凝集価が陰性の場合は、犬ブルセラ病フリー犬舎と判断する。
  2. コロニーに擬陽性犬が存在した場合は、擬陽性犬について≒2週間後の2回目検査で抗体価の上昇のないことを確認して、犬ブルセラ病フリー犬舎と判断する。
  • B.犬ブルセラ菌に汚染されたコロニー
  1. コロニーからB.canis陽性犬を排除し、擬陽性犬と陰性犬は個別ケージに収容し、犬舎を消毒する。出来れば、陽性犬と交配した相手は、排除するのが好ましい。
  2. 陽性犬を排除した以降は、B.canisに潜伏感染している犬を、いかに早く排除するかに努める。すなわち、陽性犬を排除した日から≒2週間後に、全頭について2回目の検査を行い、陽転したものは排除する。
  3. 2)から約1ヵ月後に全頭について第3回目の検査を行い、2)と同様の処理を行う。これまでの処理を忠実に実施していればコロニーは、清浄化されている。
    犬ブルセラ病の浄化法図解
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2.犬ブルセラ病フリー犬舎の維持法

  • 犬ブルセラ病フリー犬舎は、外部から犬ブルセラ菌を持ち込まない限り安全である。それを維持するためには、以下の点を厳守する。
  1. 外部犬との接触を行わない。
  2. 交配の依頼があった場合は、相手の犬が犬ブルセラ病が陰性であることを条件とする。
  3. 精液を提供していただく場合も、雄犬が犬ブルセラ病陰性であることを条件とする(精液中に犬ブルセラ菌が存在するため)
  4. 新しい犬を導入する場合は、犬ブルセラ病が陰性(≒2週間隔で2回検査)であることを確認する。
  5. 犬舎の定期的な消毒と犬舎入口には常に消毒槽をもうける。
  6. 1~5)を忠実に守っている限り問題はないが、出来れば種雄犬だけでも年1回の検査を実施する。
  7. 流産が起こった場合は、ただちに(当日の血液)犬ブルセラ病血清凝集価を測定する。
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国内飼育犬の低温・凍結精液による人工授精

発行2013/05/14

  • 2013/05/01発行のBio Plus ニュース(1)で国内初の低温精液の輸送(兵庫県→東京)によるブルドッグの腟内人工授精の受胎報告をさせていただきました。今回は、その続きを報告致します。
  • 対象犬
  • さゆりちゃん(ブルドッグ♀)
  1. 排卵日 : 2013年3月 6日
  2. 人工授精日:   3月10日
  3. 帝王切開日:   5月 8日(排卵後63日目)《※1》
  • 内容
    本犬は5月7日、15:00に体温が37.0℃、17:00に37.3℃(犬の体温は平均38.3℃)と低下し、分娩が近づいていつことが明らかとなりました。《※2》
    この時点では陣痛は、まだ認められませんでした。そこで担当獣医師と帝王切開の時間を打合せた結果、5月8日未明に手術を実施しました。
     胎子は右の子宮角に2匹で、子宮体に近い胎子は水腫胎《※3》ですでに死亡、卵巣側の胎子は十分に発育した雌であったとの事。左の子宮角は癒着がひどく、そのため着床出来なかったのではないかとの事でした。
    以上 ご報告まで。

《※1》犬の分娩日は、交配の時期にかかわらず排卵後平均64日です。このため分娩の1日前を帝王切開予定日としました。
《※2》犬では、分娩の1日前に急激な体温低下が起こり、これを分娩の予知として利用しております。ただし、猫ではこの現象は明確ではありません。
《※3》水腫胎は、ブルドッグでよく見られる奇形で、胎子が水ぶくれ状態となり、多因子、劣性遺伝と考えられており、原因遺伝子を特定することが出来ません。そのため現状では雄・雌の組み合わせをかえることしか対策はありません。
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国内飼育犬の低温・凍結精液による人工授精

  • ブルドッグとフレンチブルドッグの2犬種に限定
     皆様ご存知のようにJKC(ジャパンケネルクラブ)では、国内飼育犬の低温・凍結精液による人工授精を今年1月1日授精分から血統登録を認可することになりました。ただし、輸送に問題のある犬種であるブルドッグとフレンチブルドッグの2犬種に限定されていています。
  • Bio Plusでは先日(3月10日)姫路市からブルドッグの精液を低温輸送(クロネコヤマト)し、栃木県の雌犬に腟内授精を実施致しました。
    4月26日に雌犬の担当医からメールをいただき受胎を確認したので、排卵後63日(授精後59日)の5月8日に帝王切開を予定したとの連絡をうけました。
  • このように、精液をクール宅急便で輸送することによって受胎することが可能ですので、ご希望のブリーダーがおられましたらBio Plusまでご相談下さい。

      Bio Plus  筒井敏彦 志村仁美
a:1590 t:3 y:3
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