株式会社AHBは動物と人間の幸せな共生社会の実現に貢献することを社会的使命とします。

内部既寄生虫

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犬の内部寄生虫

  • 犬回虫
    回虫
    主に6週齢以下の幼犬の小腸で成熟します。経口、経乳、胎盤感染します。カタル性炎症による食欲不振や嘔吐、下痢、発育不良等がみられる事があります。寄生性肺炎がみられる事があります。
    幼犬はほぼ100%感染してるといわれます。人に感染する事もあります。
  • 犬小回虫
    犬小回虫
    主に犬、猫の動物の小腸に寄生します。経口感染します。症状は軽度の事が多く、毛づやが悪くなったり、食欲不振や嘔吐や下痢がみられることがあります。
    ネズミやニワトリなどを介して感染する経路もあります。人に感染する事はありません。
  • 犬鞭中(いぬべんちゅう)
    犬鞭虫
    主に犬の盲腸、結腸に寄生します。経口感染
    軽度では無症状な事が多く、中度では脱水や貧血、軟便や排便の最後に血液の混じった粘液がみられる事があります。
    重度では神経症状がでる事があります。虫卵は外界で数年間生存しま
    す。人への感染報告もあります。
  • 犬鉤虫
    犬鉤虫
    主に犬の小腸に寄生します。経口、経皮、経乳、経盤の感染経路があります。野生の捕獲犬の50%以上が感染しているという報告があります。
    加齢抵抗性があります。温暖で多湿な地域で感染率が高く、夏に感染機会が増えます。腹痛による背湾姿勢をとり、腐敗臭を伴うタール様便や粘血便を排泄し、貧血の為に可視粘膜が蒼白になったり、脱水で急速に衰弱する事があります。人にも感染する事があります。
  • 犬条虫
    犬条虫
    主に犬や猫の小腸に寄生します。重度になると嘔吐や削痩、食欲の異常式進、けいれんがみられる事があります。
    また肛門周囲に虫卵がついて蝉がる事もあります。ノミやハジラミが運んでくるので対策に気をつけるとよいでしょう。
    人に感染する事があります。
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猫内部寄生虫

  • 猫回虫
    猫回虫
    主に4~6週齢以下の幼猫の小腸で成熟します。経口、経乳感染します。日本の猫の20~40%が感染していると言われています。
    腹部の膨隆、被毛の光沢と祖剛、下痢や便秘、貧血や重度では神経症状がみられる事があります。人に感染する事もあります。ネズミや鳥、甲虫等の体内にいてそれらを摂取する事で感染する事があります。
  • 猫鉤虫
    猫鉤虫
    主に猫の小腸に寄生します。経口、経皮の感染経路があります。温暖で多湿な地域で感染率が高く、夏に感染機会が増えます。腹痛による背湾姿勢をとり、腐敗臭を伴うタール様便や粘血便を排泄し、貧血の為に可視粘膜が蒼白になったり、脱水で急速に衰弱する事があります。人にも感染する事があります。ネズミ等の体内にいてそれを摂取する事で感染する事もあります。
  • 猫条虫
    猫条虫
    主に猫の小腸に寄生します。
    寄生したげっ歯類(ねずみ)を食べる事で感染します。消化不良、下痢、食欲不振等がみられたり、肛門周囲に虫卵等がついてかゆみを出す事もあります。また重症例では腸閉塞、腸重積、稀に腸壁穿孔や神経症状等がみられる事があります。猫から人への直接感染はありませんが、人の成虫の感染報告があります。
  • マンソン裂頭条虫
    主に猫の小腸に寄生をします。寄生されたケミジンコを両生類が摂取してそれを食べる事で感染します。消化不良、下痢、食欲不振等がみられたり、肛門周囲に虫卵等がついてかゆみを出す事もあります。また重症例では腸閉塞、腸重積、稀に腸壁穿孔や神経症状等がみられる事があります。人への感染はありませんが、稀に犬に感染する事があります。
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犬猫共通 内部寄生虫

  • 糞線虫

主に犬や猫の小腸に寄生します。経□、経皮、経乳感染があります。通常は症状なしか軽度の下痢等、重度でウイルス性の腸炎様の症状がみ
られる事があります。
気管支に多くの幼虫が行く事で寄生性肺炎がみられる事があります。感染力が強く人に感染する事もあります''};。

  • トリコモナス
    トリコモナス
    主に犬の盲腸や結腸に寄生。経口感染します。
    6~8週齢の子犬に多くみられます。単独で下痢を起こす事は考えにくいと言われています。
    他の腸内細菌や寄生虫がいると粘液性の下痢便を主徴とし、時に血液の混入がみられる事があります。人に感染する事もあります。
  • ジアルジア(犬のみ)
    ジアルジア
    主に犬の腸管内に寄生します。経口感染します。
    成犬では無症状の事が多いですが、悪臭を伴う脂肪便、栄養発育不良、鼓腸や嘔吐がみられる事があります。環境によるストレスで発症しやすくなります。人に感染する事もあります。ジアルジア症

  • コクシジウム
    コクシジウム
    主に犬や猫の腸管内に寄生します。経口感染します。泥状の水様性の下痢が見られる事が多く、他にも軽度の発熱や元気・食欲の減退、可視粘膜の貧血、脱水、削痩がみられる事があります。
    感染後3週間ほどで自然治癒する場合が多いです。免疫獲得による感染防御は不完全です。イソスポーラは人に感染する事はありません。
    '腸内寄生虫に対しては糞便の取り扱いに注意し、良く手を洗ってください。''};
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犬猫共通 外部寄生虫・皮膚病

  • 膿皮症
    常在菌により湿疹やカブレ等がみられる病気です。見た目は赤い湿疹やニキビがつぶれた状態で痒みがある時が多く、脱毛はある時とない
    時があります。体中至るところになる可能性がありますが、陰部や腹部、指の間などの様にやわらかい場所にできる事が多いです。子犬子猫の皮膚は人の赤ちゃんと同じかそれ以上に弱く、抵抗力が低下したり、湿度が高い時等にこれらの菌が悪さをする事が多いです。
  • 真菌(皮膚糸状菌)人畜共通感染症
    真菌というカビの仲間により脱毛等がみられる病気です。多くの場合は円形に脱毛し、白いフケが見られ、かゆみがないのが特徴です。
    進行が早いのであっという間に脱毛してしまう事もあります。
    一部の真菌は人や他の動物にも感染する事があり、小さな子は注意が必要です。
  • マラセチア
    酵母菌の仲間により痒み等が見られる病気です。
    皮膚や耳の中、指の間や肛門等に存在します。脂肪を好む為、べたべたした体表の脂を代謝して増殖して痒みや炎症を起こします。
    独特の臭いが特徴的です。脂性の犬種・猫種や免疫の低下時に注意ください。
  • 疥癬 人畜共通感染
    センコウヒゼンダニというダニの仲間により痒み等がみられる病気です。大きな黄色や白いフケがでて激しい痒みを伴う事が多く、比較的発見しやすいです。耳、口の周り、肘や膝、胸部や腹部でもみられる事があります。人や他の動物に感染する事もあります。
  • 毛包虫
    哺乳類の殆どが持つ毛包虫というダニの仲間により痒み等がみられる病気です。通常は症状が出ませんが、多数寄生すると脱毛したり、皮膚が剥がれ落ちたり、細菌の二次感染で化膿症を起こす事があります。免疫力等が低下した時に増殖し症状を発症します。
  • ツメダニ
    ツメダニ
    ツメダニというダニの仲間により痒み等がみられる病気です。症状は軽い事も多いのですが著しいフケが見られるのが特徴です。感染しても発症しない事も多いのですが、重度の感染では激しい痒みがみられる事があります。基本的に接触感染ですがノミやハエ、シラミに運搬され、人や他の動物に感染する事があります。
    駆虫にはレボリューションの投与が効果的です。
    ただし、レボリューションの販売には、診察または処方箋が必要ですので、ご相談ください。
  • シラミ
    しらみ
    痒みの程度はさまざまですが、進行性の脱毛と鱗屑がみられます。シラミとその卵は肉眼で見ることができます。
    治療はフロントライン・プラスかマイフリーガード・アルファが効果的です。
  • 蚤 ノミ
    のみ
    母犬のノミ予防が保たれていない場合に、子犬に寄生します。ノミは繁殖能力が高いため、重度の寄生が急速に起こり、幼若な子犬の場合は命に係わる貧血を 起こす場合があります。
    予防のためには、出産前後の母犬へのレボリューションの投与が効果的です。子犬にも6週齢から使用できます。
    推奨するノミ駆虫薬には、フロントラインスポット、スプレー、マイフリーガードがあり、
    バイオプラスファーマシーで、販売しています。
    ただし、レボリューションの販売には、診察または処方箋が必要ですので、ご相談ください。シャンプーでは、駆除できません。毛の根元にしがみついて残ります。
  • マダニ
    マダニ
    マダニが寄生した部位に、局所的な 炎症や過敏反応が起こることがありますが、症状がみられないこともあります。マダニの頭部が埋もれたまま残ると肉芽腫が形成されることがあります。またマダニは、細菌・リケッチア・ウイルス・原虫を媒介します。
    フロントラインプラスは、妊娠中・授乳中の母犬、生後8週齢以上の子犬に使用できます(フロントラインスプレーは生後2日齢から使用可)。
    同じ繁殖場から複数または、繰り返し寄生が確認される場合には、母犬・母猫への定期駆虫、繁殖場の掃除・消毒が必要です。
    ※成犬成猫への推奨するマダニの駆虫薬は、フロントラインスポット、スプレー、マイフリーガードです。
    バイオプラスファーマシーで、販売しています。ご相談ください。
  • 耳ダニ 耳ダニ感染症(耳疥癬、ミミヒゼンダニ感染症) 
    犬猫ともに感染し、耳道の症状は通常両側の場合がほとんど。耳垢が存在しても症状を示
    さない個体もいれば、少量の耳垢で激しい痒みを示す場合もあります。また耳垢はほとん
    どないが、ダニの寄生がみられる場合もあります。
    外耳炎の原因となります。
    耳ダニの原因と対策の詳細は本ページの下部に記載。
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ブリーダー様へのもっと詳しい情報は

  • ㈱AHB東京ウェルネスセンターで入荷検査時の寄生虫感染
寄生虫疾患名頭数構成比%
コクシジウム1324.2
回虫110.3
ジアルジア240.8
トリコモナス441.4
糞線虫50.2

※ 検査頭数3084頭が対象の数値です

子犬の駆虫

子犬の日齢寄生虫の種類薬品名薬品名
妊娠40日(母犬)回虫レボリューション要指示薬
生後28日齢回虫ドロンタールプラス一般薬
生後41日齢ジアルジア・トリコモナスアスゾール要指示薬
生後42日齢回虫レボリューション要指示薬
生後43日齢コクシジウムバイコックス要指示薬
生後46日齢出荷
  • 契約ブリーダー様へ本表の薬品はバイオプラスファーマシーで販売中です。
    但し要指示薬は獣医師の処方箋が必要になります。弊社獣医師訪問時にご用命いただくか
    かかりつけの獣医さんに処方箋発行をご依頼ください。

駆虫薬の比較

薬品名開始時期回虫ノミ耳ダニ爪ダニ疥癬鉤虫鞭虫瓜実条虫フィラリア
ミルベマイシン生後2週齢×××××
ドロンタールプラス生後2週齢××××××
レボリューション生後6週齢×××

○は対応 × は非対応
ミルベマイシン・レボリューションは要指示薬です

当社の入荷基準(糞便検査・直接法)

回虫糞線虫トリコモナスジアルジアコクシジウム
入荷基準条件付可不可不可条件付可条件付可
人への感染有り有り有り無し
  • 感染経路
回虫糞線虫トリコモナスジアルジアコクシジウム
経口感染○オーシスト
待機宿主捕食感染○被嚢幼虫○ユニゾイトシスト
経乳感染
経皮感染
胎盤感染
自家感染

※ 待機宿主捕食感染とは犬(猫)が寄生虫を持った動物をを捕まえ食べたことによる感染
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コクシジウムの対策と駆除方法

  • 特徴 腸管の細胞内に寄生
  • 症状 子犬では下痢 成犬では症状が出ないことが多い(不顕性感染)
  • 母犬・子犬の駆虫は サルファ剤投与 スルファジメトキシン 薬品名(アプシード)7日間連続投与 トルトラズリル 薬品名(バイコックス)単回投与
  • 環境浄化 便は速やかに取り除くこと、熱抵抗性は弱いので食器類の熱湯消毒、オルソ系消毒剤による消毒
    写真左より未成熟のオーシスト、2番目は分割が始まった様子、3番目は未成熟オーシストと成熟したオーシストの図解、右は駆虫薬アプシードの写真である。
    未成熟オーシスト分割が始まったオーシスト未成熟オーシストから成熟オーシストへの図解駆虫薬;アプシード写真 
    バイッコクス写真
    1回の投与で高い駆虫率が得られるバイコックス要指示薬。駆虫薬として定評のあるアプシード要指示薬ともに、契約ブリーダー様はバイオプラス・ファーマシーでお求めいただけます。




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回虫の対策と駆除方法

  • 特徴 
  1. 虫卵検査で感染が発見できないことが多い(見かけの陰性)
  2. 年齢抵抗性で犬体内の発育様式が異なる
  3. 子犬;気管型移行 犬回虫卵を排出し、他への感染源となる
  4. 成犬;体内型移行 幼虫は内臓や筋肉に侵入し被嚢幼虫になる(休止期)
  • 症状 
  1. 成犬では症状が現れないことが多い(不顕性感染)
  2. 子犬では、太鼓腹、下痢、発育不良、被毛粗剛
    回虫の規制により太鼓腹になった子犬の写真
    太鼓腹写真
    腸管内に寄生した回虫の成虫の写真
    腸管内回虫の成虫
  • 犬回虫の感染経路・図解 成虫写真
    ;感染経路図解回虫の成虫
  • 駆虫プログラム
  1. 母犬の駆虫プログラム;3カ月に1回の定期駆虫;胎盤感染を防ぐためには妊娠40日からレボリューションを投与
  2. 子犬の駆虫プログラム;生後2週間目から2週間ごとに投薬を12週目まで行い、その後は生後6カ月まで1カ月毎に投薬する。
  3. 環境浄化;便は速やかに取り除く。熱抵抗性は弱い。
    駆虫薬;写真左からドロンタールプラスレボリューション
    ドロンタール プラスレボリューション6%
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糞線虫の症状と駆除方法

糞線虫症とは、糞線虫が小腸や肺に寄生して起きる感染症です。人間にも移る病気ですので注意が必要です。
当社では、入荷時の検査および入荷後に糞線虫が検出された場合は、ブリーダー様に通知書にてお知らせさせて頂いております。
 今回は、普段どのように予防すればよいのか、また、感染してしまった場合の治療についてお話しします。

  • 特徴
  1. 成犬では症状が現れないこともある。(不顕性感染)
  2. 感染犬の糞便中には虫卵ではなく第一期幼虫が排泄される。
  3. 第一期幼虫には感染力は無いが数回脱皮してF型(感染幼虫)となる。
  • 症状
  1. 水様性下痢
  2. 子犬では激しい下痢による発育不良
  3. 経皮感染では侵入部位の紅斑・かゆみ
  • 母犬・子犬駆虫プログラム
  1. イベルメクチン(薬品名アイボメック 要指示薬)を1週おきに2回以上投与
  • 予防策について
  1. 経乳感染の予防(親犬の授乳を介して感染すること)
     親犬が糞線虫に感染している場合、授乳を介して子犬が感染してしまうことがあります。
     交配前に親犬の駆虫を行うことが予防につながります。
  2. 経皮感染の予防(幼虫が皮膚に穴を開け侵入して感染すること)
     糞線虫は、外界でも生活でき、雄雌に成長して産卵します。ですので、犬舎の床は土よりも清掃しやすいコンクリートが望ましいです。糞線虫の卵には、消毒薬が効きませんので、加熱消毒には火炎放射器をお勧めします(表面だけの消毒では不十分なので)。
  • 糞線虫の感染経路として、経口感染、経皮感染、経乳感染が考えられます。
  1. 経口感染の予防(口から幼虫を摂取して感染すること)
     排泄後、便は24時間以内に除去することです。
    排泄したての便の中にいる幼虫は感染能力を持ちませんので、速やかに処分し、飼育環境を清潔に保つようにして下さい。
  • 環境浄化
  1. 便は速やかに取り除く。熱抵抗性弱い。
    要指示薬:獣医師の処方箋が必要です
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トリコモナス

  • 特徴
  1. 病原性は無いか、ほとんど無いと考えられる。
  2. 成犬では症状が出ないこともある(不顕性感染)
  3. 子犬の下痢便で検出されることがあり、症状の憎悪因子と考えられる。
  • 母犬の駆虫プログラム
  1. メトロニダゾール(薬品名アスゾール 要指示薬)の投与
  2. チニダゾール(薬品名ハシジン 要指示薬)の投与
  3. 無治療
  • 子犬の駆虫プログラム
  1. メトロニダゾール(薬品名 アスゾール 要指示薬)の投与
  2. チニダゾール(薬品名ハシジン 要指示薬)の投与
  • 環境浄化
  1. 便は速やかに取り除くこと、熱抵抗性弱い
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真菌、皮膚糸状菌症 人畜共通感染症の原因と対策

足にできた脱毛
  • 皮膚糸状菌症(白癬)は、皮膚糸状菌という真菌(カビ)に感染することが原因で、皮膚に脱毛やかさぶたなどの症状が引き起こされる病気です。
    子猫や老猫など免疫力が低下している猫は、皮膚糸状菌症を発症しやすいので注意しましょう。人間の水虫、たむしも皮膚糸状菌の一種が引き起こす病気です。
  • 症 状
    頭部脱毛
    • 顔などにほぼ円形の脱毛ができ、フケやかさぶたを生じる
      皮膚糸状菌症になると、顔や耳、四肢などに円形に近い形の脱毛ができ、その周りにフケやかさぶたが出来きます。ときに、分厚いかさぶたをともなう丘疹(ブツブツ)が見られることもあります。かゆみの程度は少ないようです。
  • 原因
    • 真菌の感染動物と接触して感染します。
    • 皮膚糸状菌症は、皮膚糸状菌と総称される真菌(カビ)の感染が原因で発症します。皮膚糸状菌は接触感染するため、すでに感染している犬や猫、人などと接触したり、菌に侵された環境下に行って体に皮膚糸状菌をくっつけてきたりすると感染してしまうことがあります。飼い主間注意が必要です
    • 子猫や精神的・身体的なストレスの多い成猫老猫は感染しやすい傾向があります。このため、猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)に感染していたり、ほかの病気にかかっていたり、栄養不良になっている成猫などでは、皮膚糸状菌症の発症が多く見られます。
  • 治 療
    マラセブシャンプー
    • 病変部の毛を刈ってから、抗真菌薬などで治療
      皮膚糸状菌症では、抗真菌薬の内服、あるいは、抗真菌薬の入った軟膏などの塗布を行います。また、抗真菌薬の入ったマラセブシャンプーで薬浴を行うこともあります。
    • 治療を行う前には、皮膚糸状菌に侵された病変部とその周囲の毛を刈って、薬剤が塗りやすいように、また、感染が拡大しないようにする必要があり、場合によっては全身の毛を刈らなければならないこともあります。
    • 再感染
      また、環境からの再感染が起きないよう、猫が使用しているものは洗濯したり消毒したりし、かつ、屋内の床や壁などもできるだけ清掃するように心がける必要もあります。同時に、皮膚糸状菌症を誘発するようなほかの病気がある場合には、その病気の治療も行います。
  • 予 防
    • 感染動物(人)との接触を避け、健康管理と衛生管理を行う
      皮膚糸状菌症の予防には、すでに感染しているほかの動物(人)との接触を避けることが第一です。
    • 室内飼いに徹すれば、ほかの動物からの感染を防ぐことはできます。このほか、猫の健康状態を良好に保つことやストレスをかけず猫にとって住みやすい生活環境を作ることも予防につながります。
    • 脱毛・フケ
      日頃から猫の体に脱毛やフケ、かさぶたがないかチェックすると同時に、室内の掃除をこまめにして、清潔を保つように心がけましょう。
    • 人の水虫・タムシは注意
      飼い主から猫に感染することもあるので、飼い主が水虫になっている場合は、患部を猫に触らせないよう注意しましょう。
    • 外部からCAを入れる場合は必ず隔離して、シャンプーをしてから一緒にする。
    • 風通しをよくする。窓の開閉をこまめにし、換気をよくして空気がたまらないようにする。
  • 真菌が蔓延してしまったら
  1. 皮膚全体をチェックして、真菌を疑う病変があれば個別に隔離し、受診及び診療を行う。 
  2. さらに周囲への感染の拡大状況を確認し、被害を最小限にするために、いかの実施する
    1. 同居する全ての動物に対して、体全体を数回ブラッシングする。(小さなブラシを頭数分用意できなければ、1頭ごとに洗浄・消毒を徹底する)。そのブラシを用いて、培養検査を行う。培養セットはBioPlusファーマシーまでお電話ください(03-5646-6894)。
    2. 感染が疑われる個体は隔離し、抗真菌シャンプーで薬浴する。(自然乾燥は好ましくなく、ドライヤー使用が好ましい。しかし周囲への飛散があるため注意)
    3. 感染が確認された個体は隔離し、剃毛、薬浴、局所療法、抗真菌薬の全身投与を行う
    4. 感染個体が完治するまで、環境浄化処置を実施する。
      1. 使用したタオルは塩素系漂白剤で消毒後洗濯、または廃棄。
      2. 作業者は専用の帽子、予防衣を着用し、これらも同様に処理。
      3. 寝具、敷物、ケージなど可能なものは塩素系漂白剤で消毒後、洗剤で洗浄、できないものは掃除機で徹底的に吸引。
      4. カーペットなどの敷物は掃除機で吸引後、温水と漂白剤で洗浄または廃棄。
      5. 壁面、床面は漂白剤で洗い流すか、丁寧に清拭する。
      6. 感染個体が完治するまで、1週間に1回程度(C)~(E)を実施する。
      7. 新規導入した個体はすぐに同室に入れず、培養検査の経過観察期間は隔離を行う。
  • 犬舎(猫舎)から真菌をなくすためには以下の(1)~(3)を同時に行う必要があります!!
  1. 受診による正しい診断
  2. 感染犬猫の隔離と治療(内服薬・外用薬・薬用シャンプー)
  3. 環境の清浄化
    またこの時、周囲動物の全身をチェックも必ず行ってください。
    現状真菌には特効薬はありません。しかしその中で1歩ずつ取り組んでいかなければなりません。
    真菌 感染の初期、まだ脱毛は無い状態皮膚が赤くなり、丘疹が輪状に並ぶまだ脱毛は無いが、被毛の根元に大量のフケが見られる。

耳ダニの原因と対策

黒色耳垢
  • 原因 ミミヒゼンダニ(耳ダニ)の感染が原因。
    ミミヒゼンダニは耳の中に寄生すると、耳の分泌物や皮質などを食べて生活し、活発に繁殖して、たくさんの卵を産卵します。卵は耳の中だけでなく、生活環境のあちこちにまき散らされていきます。そのため、母猫や母犬が耳ダニに感染していると環境から子犬、子猫に感染します。耳ダニの卵から成虫までの生育期間は約3週間で、成ダニの生存期間はおよそ2ヵ月です。
  • 診断
    耳鏡による直接観察または、顕微鏡による耳垢検査で耳ダニを直接確認。 
    耳鏡による直接観察では耳道内に白色の動いている、体長約0.3~0.4mmのダニ虫体を確認できます。
  • 治療
    ミミヒゼンダニの駆虫と耳道内の洗浄。
    レボリューション(スポットオン製剤)要指示薬のため処方には獣医師の診察が必要です。
    ① 点耳薬による局所治療
    耳の中を洗浄して、耳垢を除去した後にアイボメックなど、殺ダニ剤が含まれる製剤を週に2回、2~3週間の点耳も有効です。
    ② 経口、注射、スポットオン製剤などによる全身治療レボリューションの皮下への滴下。
    虫卵には薬が作用しにくいため、30日ごとに1~2 回投与を推奨。感染動物と接触のあった動物全てを治療する必要があります。
    *①、②どちらの薬品も獣医師の診察・処方箋が必要です。
  • 予防
    耳ダニ感染動物との接触を防ぐ。
    感染動物の生活環境には卵や幼虫などが多数残されているので、感染動物の治療と同時に、室内の掃除、マットや毛布などの洗濯や煮沸消毒などを丹念に行うこと。多頭飼いで同居の猫や犬がいる場合、並行して同居動物の治療を一斉に行うことが大切です。一斉に耳ダニを除去することで、他の動物への再感染を防ぐことが出来ます。

駆虫薬の入手は

  • 契約ブリーダー様へ本ページの薬品はバイオプラスファーマシーで販売中です。
    但し要指示薬は獣医師の処方箋が必要になります。弊社獣医師訪問時にご用命いただくか
    かかりつけの獣医さんに処方箋発行をご依頼ください。
    a:40852 t:7 y:35
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