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進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症 PRA

  • 進行性網膜萎縮(PRA)は、光を感知する網膜が萎縮・変性して正常に働かなくなる遺伝性の病気です。
    この病気は進行性で初期は夜に目が見えづらくなり、しだいに日中でも見えなくなって、やがて失明してしまいます。
    初期のうちは外見上、正常な目と見分けがつきません。
    進行の状況は個体差があります。
  • 類似疾患:SARD(突発性後天性網膜変性症)
    突然失明がおこる病気。犬種特異性はなく、中高齢で起こる。

遺伝様式

常染色体性劣性遺伝
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症状

  • 暗い場所で目が見えにくい、夕暮れや夜の散歩が苦手になる。
    進行性網膜萎縮になると、夜や暗いところでの目が見えにくくなり、夕暮れや夜間の散歩時に不安そうな様子をしたり、物につまずいたり、ぶつかったり、溝に落ちたりといったことが見られ、暗いときの外出を嫌がるようになります。
  • この病気は徐々に進行し、最終的には明るいところや昼間でも目が見えなくなり、運動性が低下したり、動作が緩慢になり壁づたいに歩いたり、階段の上り下りがぎこちなくなります。見知らぬ場所では、この行動が顕著になって現れます。
    しかし、視覚(視力)の低下は、徐々に進行するため、
    見えないことに順応し、飼い主がなかなか気づかないこともよくあります。
    病気が進行すると白内障を伴うことが多いようです。
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原因

  • 網膜の光を受容する部分に異常が生じて起こる
    進行性網膜萎縮は、遺伝性の病気です。網膜にある光を受容する部分に異常が生じることで網膜が徐々に萎縮し、最終的に失明してしまいます。
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発症しやすい犬種

  • ミニチュアダックス、カニンヘンダックス、トイ・プードルなど。

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発症年齢

早発型 2歳未満 ミニチュアダックス、カニンヘンダックス
遅発型 2歳以上 トイプードル 
※発症時期は眼底に変化が現れる時期を示す。
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治療

  • 確かな治療法はないので愛犬がストレスにならないように生活面の配慮をしてください。
  • 進行性網膜萎縮には確かな治療法がありません。
    しかしながら、この病気は痛みをともなわず、数ヶ月から数年の間に徐々に進行するために目が見えない状況に適応しやすい病気といえます。
    したがって、進行性網膜委縮と診断されたら、愛犬がなるべく不安やストレスの少ない日常生活が送れるよう、飼い主が生活面で気をつけてあげることが一番大事です。
    例えば迷ったり、物にぶつかったりしないよう、室内のトイレや食器、家具などの配置を固定し、通路に邪魔な物をなるべく置かないようにしましょう。
    また、散歩する時には人通りの多いコースを避け、静かなコースを歩くようにしましょう。
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繁殖時の注意事項

  • 繁殖される場合はあらかじめ親犬の進行性網膜萎縮症の遺伝子検査をお勧めします。
    Bio Plusでは進行性網膜萎縮症の遺伝子検査を当社契約ブリーダー様向けに実施しています。
    この病気の予防法は無いので、遺伝的に問題のあるものは、繁殖を避けてください。
    両親がクリアー(健常)であれば問題ないが、片親がキャリアの場合は要注意、発症を完全に防ぐにはクリアー犬のみを繁殖に使うことが重要で確実だが、現状キャリアと分かっていても繁殖に使う場合は片親はクリアーを使うことが絶対条件です。
    産出子からクリアーの子を選びキャリアの親と入れ替えてラインブリードを行います。これができない場合はクリアーの両親を用いる事が重要。
    繁殖にキャリアやアフェクティッドの子を絶対に使ってはいけません。
    詳しくは遺伝病についてを参照ください。
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